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英語では主語と述語を意識する

執筆者の写真: Aki (Akihiro Yauma)Aki (Akihiro Yauma)


英語の文章を作る上で、英語は主語をなるべく短くしましょうという暗黙のルールがあります。


ある生徒さんのLINE音声日記で出て来た文章をご紹介します。


「To watch the baseball game is fun. その野球の試合を観ることは楽しい」です。これは英語の文章を作るときに It is fun to watch the baseball game. と it と主語に置き換えて文章を作ることがあります。


to 以降がもっと情報が足されて長いことがあります。この後者の文章において、その後ろの to 以降を先頭の it に置き換えることによって、聞き手が理解しやすいという意図があります。


最も大切な部分は「is fun」にあります。この文章において「楽しいです」ということが言いたいんです、つまり文章のオチですね。ですが ○○が という主語が長すぎるとオチまでとても距離があります。だから主語を it にしておいて、オチ (動詞の部分) がすぐにわかり、その it を後ろで徐々に説明していくんです。


主語が長いことは英語という言語ではストレスなんです。


日本語で「私が大学時代に地理学クラスを一緒に受けていた友達が久しぶりに私にLINEして来たの」みたいな文章があります。この文章においてオチは「LINEをして来た」という部分です。ですが文章が始まってから一番最後にオチがやって来ます、これが日本語なのです。


日本語は動詞が最後にくるので、話者が何を伝えたいのか最後まで辛抱強く聞かなければなりません。


英語では 基本的に動詞は 主語の次にやってきますよね。「誰が」「○○をした」がすぐに分かります。そして副次的な情報はその後ろにつなげていくんです。


日本語に慣れている私たちにとって慣れない部分もありますが、英語はシンプルに「誰が」「○○をした」という主述関係を意識して取り組むといいと思います。


日本語を使っている時でも、私たちは言葉を省略して言語を使いますが、その中でも本当の主語は何なのか・本当の述語は何なのかを意識するだけでも、英語にとっても良いトレーニングになると思います。


主語と述語を意識してみましょう。

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